Claude Code /

v2.1.113

3 ハイライト
4 セキュリティ
6 CLI・コマンド改善
2 機能追加
22 バグ修正

ハイライト

CLI がネイティブバイナリで起動するように

従来はバンドルされた JavaScript で動作していた CLI が、プラットフォームごとのオプション依存として提供されるネイティブの Claude Code バイナリを起動する方式に変更された。アーキテクチャ上の大きな転換点となるアップデートで、起動速度や実行効率の改善が期待できる。

sandbox.network.deniedDomains でドメイン単位のブロックが可能に

allowedDomains のワイルドカードで広範な許可が設定されていても、sandbox.network.deniedDomains に登録したドメインを確実にブロックできるようになった。特定のテレメトリーエンドポイントや外部サービスへのアクセスを抑制したい CI/CD 環境やセキュリティポリシーが厳格な環境での利用に役立つ。

Bash パーミッションルールのセキュリティを多層強化

macOS で /private/{etc,var,tmp,home} 配下が Bash(rm:*) の危険パスとして認識されるようになり、env/sudo/watch/ionice/setsid などのラッパーを経由したコマンドも deny ルールにマッチするようになった。また Bash(find:*) の自動承認から -exec/-delete が除外され、マルチラインコマンドでも先頭行がコメントの場合にトランスクリプトに全コマンドが表示されるよう UI スプーフィング対策も施された。

セキュリティ

  • macOS で /private/{etc,var,tmp,home}Bash(rm:*) の危険ターゲットとして認識されるように
  • env/sudo/watch/ionice/setsid 等のラッパーでくるまれたコマンドも Bash deny ルールにマッチするように
  • Bash(find:*)find -exec/-delete を自動承認しなくなった
  • マルチラインコマンドの先頭行がコメントの場合でもトランスクリプトに全コマンドを表示(UI スプーフィング防止)

CLI・コマンド改善

  • フルスクリーンモードで選択範囲を表示外まで伸ばすと Shift+↑/↓ でビューポートがスクロールするように
  • Ctrl+A / Ctrl+E がマルチライン入力で現在の論理行の先頭/末尾に移動(readline 準拠)
  • Windows: Ctrl+Backspace で直前の単語を削除できるように
  • ターミナルが OSC 8 ハイパーリンクに対応している場合、折り返した長い URL もクリック可能を維持

/loop の操作性を改善

Esc でペンディング中のウェイクアップをキャンセルできるようになり、ウェイクアップ時の表示も「Claude resuming /loop wakeup」とより明確になった。ループ実行中の状態把握がより直感的になる。

Remote Control からの操作範囲を拡張

モバイル/Web のリモートクライアントから /extra-usage が実行できるようになり、@-ファイル補完の候補もリモートクライアントが問い合わせできるようになった。デスクトップ版に近い入力補助がリモート環境でも得られる。

機能追加

/ultrareview の起動を高速化・視覚的に改善

並列チェックによる起動の高速化、起動ダイアログへの diffstat 表示、アニメーション付きの起動状態表示が追加された。大規模なレビューをより素早く起動でき、処理の進捗も把握しやすくなった。

停止したサブエージェントが 10 分後にエラーとして終了

ストリーム途中で停止したサブエージェントが無限に待機し続けていた問題を解消。10 分後に明確なエラーメッセージとともに終了するようになり、長時間ハングしたまま気づかないケースがなくなった。

バグ修正

  • MCP 同時呼び出しのタイムアウト処理を修正(一方の呼び出しのメッセージが別の呼び出しのウォッチドッグを誤って解除する問題)
  • Cmd-Backspace / Ctrl+U がカーソルから行頭まで削除するよう修正
  • インラインコードにパイプ文字を含むセルで Markdown テーブルが崩れる問題を修正
  • セッションの要約が未送信テキスト入力中に自動実行される問題を修正
  • /copy の「Full response」でテーブル列が揃わない問題を修正(GitHub/Notion/Slack 向け)
  • サブエージェントを閲覧中に入力したメッセージがそのサブエージェントのトランスクリプトから消え、親 AI に誤帰属される問題を修正
  • dangerouslyDisableSandbox がサンドボックス外でパーミッションプロンプトなしにコマンドを実行する問題を修正
  • /effort auto の確認メッセージが「Effort level set to max」と表示されるよう修正
  • 「copied N chars」トーストが絵文字などのマルチコードユニット文字を過剰カウントする問題を修正
  • Windows: /insightsEBUSY エラーでクラッシュする問題を修正
  • 終了確認ダイアログが単発スケジュールタスクを「繰り返し」と誤表示する問題を修正(カウントダウン付きで修正)
  • フルスクリーンモードでスラッシュ/@ 補完メニューがプロンプト枠に密着しない問題を修正
  • CLAUDE_CODE_EXTRA_BODYoutput_config.effort が effort 非対応モデルや Vertex AI のサブエージェント呼び出しで 400 エラーになる問題を修正
  • NO_COLOR 設定時にプロンプトカーソルが消える問題を修正
  • ToolSearch のランキングを修正(MCP ツール名をペーストした際に説明文マッチのものが優先されていた問題)
  • 長いコンテキストのセッションを resume して圧縮すると「Extra usage is required for long context requests」で失敗する問題を修正
  • plugin install がバージョン競合のある依存関係でも成功してしまう問題を修正(range-conflict を報告するように)
  • 「Refine with Ultraplan」でリモートセッション URL がトランスクリプトに表示されない問題を修正
  • SDK の画像コンテンツブロックの処理に失敗するとセッションがクラッシュする問題を修正(テキストプレースホルダーにフォールバック)
  • Remote Control セッションでサブエージェントのトランスクリプトがストリームされない問題を修正
  • Claude Code 終了時に Remote Control セッションがアーカイブされない問題を修正
  • Bedrock Application Inference Profile ARN 経由で Opus 4.7 使用時の thinking.type.enabled is not supported 400 エラーを修正