Zed /

v0.233.0

このバージョンには破壊的変更が含まれています
3 ハイライト
5 AI・エージェント機能
4 Git・バージョン管理
8 機能追加
1 破壊的変更
18 主なバグ修正

ハイライト

並列エージェントが正式サポート

複数のエージェントスレッドを同時並行で動作させられるようになった。互いに独立したタスクを別々のエージェントに割り当て、並行して実行することでトータルの作業時間を大幅に短縮できる。Zed 公式ブログで「Parallel Agents in Zed」として発表されたこのリリースの目玉機能

Claude Opus 4.7 を BYOK で利用可能に

Anthropic の最新モデル Claude Opus 4.7 が BYOK(Bring Your Own Key)として追加された。API キーを設定するだけで Opus 4.7 の拡張された推論能力とコンテキスト処理を Zed エディター上で直接活用できる

スクロールホイールでフォントサイズをその場で調整

mouse_wheel_zoom 設定を有効化すると、Linux/Windows は Ctrl、macOS は Cmd を押しながらスクロールホイールを回してエディターのフォントサイズを調整できるようになった。ペアプロやプレゼンテーション時にキーボードから手を離さずにフォントサイズを変えられる

AI・エージェント機能

  • limit_content_width 設定でエージェントパネルのコンテンツ最大幅の制限をオフにできるように
  • お気に入りモデルに thinking・effort レベル・fast モードの設定が記憶・復元されるように
  • ブランチピッカーがドキュメントサイドにフルブランチ名を表示するように
  • Git ワークツリーでのスレッド作成 UX を改善・簡略化

エラーメッセージがより具体的に

エージェントパネルのエラーメッセージが、プロバイダーから返るエラー文字列をそのまま表示するのではなく、具体的で実行可能な内容に改善された。問題の原因特定と次のアクションが明確になる

Git・バージョン管理

  • Git グラフでチェックアウト中のブランチの可視性を向上。ブランチ名の省略表示も修正
  • Git パネルでのツリー折りたたみトグルを追加
  • デタッチ HEAD 状態のワークツリーがワークツリーピッカーに表示されない問題を修正
  • ブランチから git ワークツリーを作成した際にブランチ名ではなくランダム名でディレクトリが作られる回帰を修正

機能追加

  • CLI で zed <path> 実行時に、既存ウィンドウで開くか新規ウィンドウで開くかを選ぶ初回プロンプトを表示。選択は cli_default_open_behavior 設定に保存
  • hover_popover_sticky および hover_popover_hiding_delay 設定でホバーポップオーバーのレスポンシブ性を調整可能に
  • workspace: format and save アクションを追加。設定に関わらず常にフォーマットを実行してから保存
  • PNM 形式(.pbm.ppm.pgm)の画像プレビューに対応
  • バックグラウンドウィンドウの更新頻度を制限し消費電力を削減
  • 設定検索の操作性を改善

ブロックコメントのトグルアクション

editor: toggle block comment アクションが追加され、macOS は Cmd+K Cmd+/、Linux/Windows は Ctrl+K Ctrl+/ にデフォルトでバインドされた。行コメント(//)とは別に、ブロックコメント(/* */)のオン/オフをキーボードだけで切り替えられる

Markdown プレビューにアンカーリンクと脚注

Markdown プレビューで見出しへのアンカーリンクと脚注に対応した。ドキュメント内リンクや参考文献を含む長い技術文書のプレビューが格段に読みやすくなる

破壊的変更

「Fix with Assistant」コードアクションを削除

診断箇所に表示されていた「Fix with Assistant」コードアクションが削除された。代わりにインラインアシスタント(assistant: inline assist アクション)を使用する。インラインアシスタントの機能はこれまでと変わらず引き続き利用可能

主なバグ修正

  • Agent: スレッドメンションリンクのクリックで「Session not found」エラーが発生する問題を修正
  • Agent: ズーム時のエージェントパネルのスクロール動作を修正
  • Agent: Ollama モデルのコンテキスト長計算を修正
  • Agent: カスタム Anthropic モデルが thinking/adaptive-thinking モードの設定を失う問題を修正
  • Agent: フルスクリーン時に複数行のキューメッセージが切れる問題を修正
  • Agent: デフォルトモデルがサインイン後に選択されない問題を修正
  • ACP: npm ベースのエージェントが現在のプロジェクトを基準に解決する問題を修正
  • Copilot Chat: 一部モデルで推論 effort が無効になる問題を修正
  • X11 で XInput 2.4 未満のシステム(多くの Linux ディストリ・リモートデスクトップ)で Zed が起動しない問題を修正
  • Linux X11 でタブ切り替え後にターミナルタブのキーボードフォーカスが失われる問題を修正
  • Git: diff ハンクのステージステータスが誤って表示される問題を修正
  • Google Cloud 言語モデルでトークンカウント時に「RefCell already mutably borrowed」クラッシュが発生する問題を修正
  • Dev Container: マルチステージおよびステージ指定の Dockerfile 処理を修正
  • Dev Container: ビルド引数展開が必要な場合のベースイメージ検索を修正
  • 最近のプロジェクトに削除済みフォルダーが表示される問題を修正
  • リネームしたファイルが再起動後に古いパスで開かれる問題を修正
  • 未保存のスクラッチバッファが再起動をまたいで失われる問題を修正
  • ブレッドクラムのシンタックス色がテーマ変更時に更新されない問題を修正