ハイライト
Zed が 1.0 に到達
Zed がメジャーバージョン 1.0 として正式リリースされた。ゼロから書かれた高速エディタとして出発したプロジェクトが、AI エージェント統合・コラボレーション・リモート開発まで備えた本格的な開発環境へと成長した節目となるリリースだ
ブックマーク機能でコード上の重要な行を永続管理
任意の行にブックマークをトグルで付けられるようになり、次/前のブックマークへのジャンプや一覧表示が可能になった。ブックマークはセッションをまたいで保持されるため、大規模なリファクタリングや調査中に後で戻りたい箇所を確実に記録しておける
DeepSeek-V4-Pro と DeepSeek-V4-Flash を AI エージェントで利用可能に
DeepSeek の最新世代モデルが Zed のエージェント機能に追加された。V4-Pro は高精度なコーディング推論が必要な場面、V4-Flash は速度重視の補完やチャットに向いており、タスクに応じてモデルを使い分けられる
AI・エージェント機能
- Copilot の thinking level が正しく適用されるように修正
- OpenAI 互換モデルで interleaved reasoning オプションをサポート
- Copilot および Codestral プロバイダーの設定メニューを追加
Git・バージョン管理
- Git パネルでステージ対象を全選択・全解除できるチェックボックスを追加
コミットを SHA・ブランチ・タグで直接開く
git: view commit コマンドで SHA・HEAD・ブランチ名・タグを指定してコミットを開けるようになった。ブランチを切り替えずに過去の変更内容を確認したり、特定のコミットをコードレビューの基点として開けるようになる
コミットメッセージテンプレートを自動読み込み
git config commit.template に設定したテンプレートファイルが Git パネルのコミットメッセージ欄に自動で読み込まれるようになった。チームで共有しているテンプレートやコミット規約を毎回手動でコピーする手間がなくなる
機能追加
- SSH ControlMaster のセッション再利用でリモート接続時の認証プロンプトを削減
- ターミナルの true-color レンダリングを改善。ターミナルアプリが使用する 24bit カラーが正確に表示される
- Dev Container の仕様準拠を改善し、環境変数の引き継ぎを安定化
- コマンドエイリアスのアクション名に自動補完を追加
- パスマッチングのファジーマッチングパフォーマンスを改善
コマンドパレット・ブランチピッカーで複数単語の検索に対応
コマンドパレット・ブランチピッカー・タブスイッチャーで複数の単語を組み合わせた絞り込みができるようになった。open file や format code のように自然な単語で操作を探せるため、コマンド名を正確に覚えていなくても素早く目的の操作にたどり着ける
Markdown プレビューで GIF アニメーションを表示
Markdown プレビューが GIF アニメーションに対応した。README に埋め込んだデモ動画やアニメーション付きの図解がエディタ内でそのまま再生されるため、ドキュメントの視覚的な確認がインライン完結する
破壊的変更
"soft_wrap": "preferred_line_length" を "bounded" に統一
設定値 "preferred_line_length" が廃止され、同等の挙動を持つ "bounded" に置き換えられた。settings.json でこの値を使っている場合は "bounded" への変更が必要。"bounded" はエディタ幅を基準に折り返しを行う動作で機能上の違いはなく、設定キーを置き換えるだけで対応できる
主なバグ修正
- Vim モードでのモーション中に画面がフリッカーする問題を修正
- JavaScript/TypeScript のアウトラインでネストしたオブジェクトメソッドが表示されない問題を修正
- シンボリックリンク先のファイル変更が外部ディレクトリで検知されない問題を修正
- Windows でのパス処理を修正。拡張機能内でのパス解決が正しく動作するように
